自分にとって特別な我が家をリフォームで更に魅力的に

家は建てた人にとって特別な思い入れのあるものです。よく日本人の最終的な夢は家を建てることだけだと言われた時代がありました。かつて家は何世代にもわたって住み継いで行くものと言う感覚がありましたが、現在は３世代４世代と同居して家を守っていくという発想は地域にもよりますがずいぶんと薄れてきているのが現実です。でも、家がその人にとっては特別な存在であることには替わりありません。

自分が家を建て、子供たちが育ち、やがて巣立って行った後、ただ抜け殻のようになってしまった家にむなしくすんでいるのではなく、子供が独立した後の長い長い時間を楽しく過ごすための家にするために、思い切ってリフォームするのがおすすめです。リフォームすると聞くと、どうしても古くなったバスルームやキッチンなどを新しい設備にしなおすといった内容を想像しがちです。でも、どうせなら特別な思いの詰まった我が家を、子供たちを必死に育ててきたときとは違う自分たちのための家としてもっと魅力的にすることを念頭に置いたリフォームをするのです。これからの子育てを終えた世代はまだまだ働きたいという意志が強い人が多く、現役を引退してからは家でただ長い時間を過ごすという人ばかりではなくなります。

忙しく時間に追われていた現役世代とは違った少しゆとりのある働き方をしつつ、やがて少しずつ弱っていくであろう体の変化にも対応できるような、そんな柔軟な発想の詰まったリフォームをしたいものです。